アパレルの仕事内容と聞いてみなさんどのようなことをイメージしますか？
服を作る人、売る人、だけでは当然ありません。
実はかなり多くの職種の方が関わりあって初めて成立する業界なんです。
本日は、そんなファッション業界の職種内容についてまとめてご紹介します。
アパレルファッション業界にもいろんな職種がある
子どもの時からおしゃれが大好きで、「大きくなったら服屋さんになるんだ！」と思っていた女の子は多いと思います。
みなさんのアパレル業界に関するイメージってどんな感じなんでしょう。
洋服を扱っている業界と言っても、みんながショップにいるわけではないですし、みんながデザインをしているわけでもありません。
アパレル業界にはたくさんのブランドがあり、1つのアパレルブランドの中にもいろいろな職種があります。例えばこんな感じです。
・商品開発（商品企画、マーチャンダイザー、商品計画）
・ブランドマネージャー
・デザイナー
・パタンナー
・プレス
・マーチャンンダイザー
・ショップスタッフ
・ショップマネージャー（店長）
・生産管理、在庫管理
・バイヤー
・その他今日は、アパレル業界の仕事の中からいくつかピックアップして、そのお仕事内容をご紹介していきます。もしアパレル業界で働いてみたい！っていう人がいたら、参考にしてください。
アパレル業界の職種1.ブランドマネージャー
1つのアパレルブランド全体の責任者のことです。ブランドディレクターといったりもします。
ブランドのシーズンコンセプトやイメージを決めて、デザインやマーケティングに反映させるお仕事です。コンセプトやイメージの作り方によって売上が変わってくるので、一番責任重大な役割です。
アパレル業界の職種2.ファッションデザイナー
ブランドマネージャーが作ったコンセプトを元にファッションデザインを行う仕事です。
デザイン画を描くセンスだけじゃなく、縫製仕様書、指示書制作、素材選定、メーカーへの指示、サンプル依頼、サンプル修正、コスト交渉、納期管理、パタンナーへの指示など、結構いろいろな仕事をこなさないといけません。
ファッションデザイナーの詳細はこちらをご参考に。
参考：
憧れのファッションデザイナーになりたい！気になる仕事内容や年収は？アパレル業界の職種3.パタンナー
デザイナーが描いたデザイン画を型紙に起こす仕事です。絵を立体にするわけですから、この仕事もとってもセンスが必要です！
デザイン、カラー、素材の知識や、細かなイメージ力と高い技術力が必要です。良いデザイナーと良いパタンナーがいて、初めて可愛い洋服ができあがります。
アパレル業界の職種4.プレス
ブランドイメージやマーケティング戦略の実行部隊です。雑誌や広告宣伝だけでなく、マスコミ対応や広報全般を担当します。
商品の写真、素材管理、最近ではWEB戦略もプレスが行う場合があります。ファッション動向、競合ブランド動向を常に細かく勉強する必要があります。
アパレル業界の職種5.マーチャンダイザー
企画戦略から販売管理まで、商品に関する全ての責任を負う仕事です。百貨店、ショップなどにどれくら卸すかを商品開発、販売計画、予算管理などから判断して管理を行います。
また、市場調査を行ったり、売上分析をして、売上につなげる計画をするのもマーチャンダイザーのお仕事です。最近だとネット販売戦略もここに入ってきます。
アパレル業界の職種6.ショップスタッフ
洋服を販売したり、ショップ内運営をする仕事です。
顧客に一番近い仕事なので、ショップスタッフ=アパレルブランドと感じる人も多いはずです。そのため、やっぱりおしゃれでコミュニケーション能力も必要です。
また、そのブランドだけではなく他社ブランドやアパレル業界動向にも詳しくないといけません。
アパレル業界の職種7.ショップマネージャー（店長）
ショップスタッフをまとめて、ショップ全ての管理が必要な仕事です。
商品管理、仕入管理、顧客管理、予算管理、人員管理全てを把握するだけでなく、ショップに与えられた独自の権限、例えば簡単なイベントやポップの使い方なども考える場合があります。
また、時には自らショップに立って、ショップスタッフの見本になる必要があります。
アパレル業界の職種8.生産管理、在庫管理
洋服作りのプロセスやアパレルブランドの生産システムを支える役割です。服飾生地、裏地、ボタン、ファスナーなどの資材調達や管理を行い、縫製工場の調整や生産工程全体を管理します。
また、洋服在庫の管理を行い、売れ筋アイテムの増産やリニューアル商品の管理なども行います。
アパレル業界の職種9.バイヤー
主にセレクトショップですが、仕入金額、販売金額、売上見込を見定めて、商品買い付けを行う仕事です。
買い付ける商品はそのアパレルブランドやセレクトショップの傾向によって変わりますが、洋服、靴、宝飾品から小物、雑貨までさまざまです。
今何が売れるかよりも、これから何が売れるかというトレンドを先取りする目が必要になります。
アパレル業界のお仕事はいろいろ
touchneozonecloudnine / br1dotcom
その他にも、経営企画、人事、総務、経理、事務など普通の会社と同じような部署や職種があります。
また、アパレルブランドによっては、
・カラー専門のカラーリスト
・ショップのビジュアルを決めるビジュアルマーチャンダイザー
・出店場所を確保したり精算したりする不動産担当者
・卸先を開拓するための営業などのお仕事があったりもします。一言でアパレル業界といっても、いろいろな職種があるんだってことが、わかってもらえたと思います。
ファッションは好きだけど、そんなにセンス良くないし…
日本だけじゃなくて、海外にも行ける仕事をしてみたい！そんな人でもアパレル業界ならOK！
というわけで、もしアパレル業界に興味を持ったなら、一度検討してみては？数年後には一緒に働いてるかもしれませんね！
出典：http://fashion.visjp.com/apparel-job-category/
