札幌市の歴史を伝える貴重な橋

札幌市の開拓や発展の歴史を伝える創成橋を
ご存知でしょうか?

札幌市にある創成川には創成橋という橋が架かっており、
この創成橋が実は札幌の歴史を今に伝える重要な橋なんです!

 

 

北海道札幌市を流れる創成川には、「創成橋」と呼ばれる橋が架かっています。ただの橋のようにも見えますが、この創成橋は札幌の歴史を今に伝える重要な橋なのです。この記事では、そんな「創成橋」の歴史についてご紹介します!

「創成橋」とは?

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2010年度選奨土木遺産となったのが、札幌の中心部にある「創成橋」です。橋長が7m弱の小さな、小さな橋です。

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札幌に現存する最も古い橋ということですが、アンダーパスの建設にともなって解体され復元されたものです。でもこういう形で残ってるのはいいですね

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「創成橋」は、北海道札幌市の創成川に架かる橋です。札幌市内で現存する橋で一番古い橋といわれており、札幌の開拓と発展を語る上で外せない橋です。事情により一時的に解体されましたが、平成22年に復元・改修されています。
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「創成橋」の歴史

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145年前に「大友堀(おおどもぼり)」と呼ばれる水路に掛けられた「丸太を並べた橋」が最初でした。しかし、この橋が「札幌建設」の始まりとなったのです。

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札幌都心部の区画は創成橋が東西の基点である。これは開拓使による札幌本府建設に伴い、橋の東のたもとから南北に東創成通(現在の創成川通)、東西に渡島通(現在の南1条通)を設けて碁盤の目状に区画したことによる。

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創成橋は、「大友堀」という札幌開拓のために作られた用水路に架かる橋が起源となっています。創成橋付近は、昔から交通や開拓事業の要になっていたそうです。その後、創成橋は札幌の町割りの基点とされ、現在の札幌が形作られました。
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「札幌建設の地」碑

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「札幌建設の地碑」は、札幌の建設がこの地から始まったことを後世に伝えるために建てられた記念碑で、札幌発祥の礎石の由来、歴史などを刻み込んでいます。

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昭和42年に南2条西1丁目にあるビルの敷地の一角に設置されましたが、平成23年の創成川公園の完成とともにこの場所に移設されました。現在の札幌が、この碑のある地区を基準にして作られていったことを思うと、感慨も一入ですね。

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創成橋の近くには、その歴史を伝えるために「札幌建設の地」碑が設置されています。創成橋を通る際は、ぜひこの特徴的なデザインの碑にも注目してみてください。
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「創成橋」と創成川の関係

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創成川(そうせいがわ)は、北海道札幌市の中心を流れる石狩川水系伏籠川支流の一級河川である。札幌市を東西に画する起点となっている。江戸時代に「大友堀」として作られ、明治時代に「創成川」と改名された。

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創成橋の名前からやがて運河にも「創成川」の名が付けられ、この川沿いに南北に走る道にも「創成通り」の名前が与えられたそうです。

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創成橋の架かる「創成川」は、札幌市街地の中心を南北に流れる川です。前述の大友堀が全身となっており、創成橋が架けられたことから創成川と呼ばれるようになりました。つまり、橋の名前から川の名前が決まったという、ちょっと面白いパターンだったのです。
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「創成橋」の歴史を伝える”大友亀太郎像”

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二宮尊徳の門下で報徳仕法により、用水路など土地の開発に尽力し「開拓の祖」とも呼ばれる大友亀太郎が、豊平川から現在の札幌市東区元町に潅水用に掘った水路が「大友堀」です。

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川の両岸に平成23年に完成した創成川公園の一角には、望遠鏡を手にした「大友亀太郎像」が鎮座し、その功績を広く市民に知らしめています。

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札幌の開拓と発展の功労者である大友亀太郎の像も、創成橋近くに設置されています。創成橋には、札幌の歴史を伝える多くの痕跡が今も残っているのです。
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出展https://retrip.jp/articles/46735/

出展http://www.kensetsu-plaza.com/conpane/post/6979

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