世間的にはとても華やかで、若者がなりたい職業で上位に入ることも珍しくない人気職業の美容師。

ですが、その華やかさとは裏腹に、現状はとてもシビアな業界です。

以下ご紹介します。

 

20代から30代前半が多い美容師

エイチビイエムの「理美容ニュース」によると、男性の理美容師は20歳~34歳までで約9割を占め、35歳以上は12%、40歳以上となると6%しかいない。

出典40歳で定年?厳しい美容師の雇用環境(エコノミックニュース) – エキサイトニュース

美容師の年収が厳しい

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美容師の年収が厳しい

ほとんどの美容師が500万円以下で働いており、若い人は200万円台というのも普通です。また、ピークが40歳ぐらいという事も分かります。

美容師の年齢別の年収は、こちらも理容師と合算した数字ではありますが、男性の場合、30代後半で平均年収が400万円台となっています。全世代の平均年収は、男性282万円、女性260万円と厳しい数字となっています。

出典平成23年度美容師の給与・収入統計 | 美容師の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden

多くの男性理美容師にとっては40歳が人生のターニングポイントであり、廃業するか、または独立開業してオーナーになるかの選択を迫られることになる。

出典40歳で定年?厳しい美容師の雇用環境 – とれまがニュース

美容師をとりまく厳しい現実

美容室はコンビニの4倍

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美容室はコンビニの4倍

美容室は、全国に22万件もあり、コンビニ全店を合わせた4倍以上にも上回ります。また、毎年増えています。

美容師をめぐる状況は厳しい。厚労省の「衛生行政報告例」によると、日本には現在約22万店の美容院があるが、この数はコンビニエンスストア主要10社を合わせた店舗数の4倍以上だ。

出典40歳で定年?厳しい美容師の雇用環境(エコノミックニュース) – エキサイトニュース

当然、やっていけない美容室もあって、そういう所は従業員を雇わずに細々とやったり、ダンナが別の仕事をして美容室の赤字を補填したりという所でしょうか。

出典美容室って多すぎだと思いませんか? – BIGLOBEなんでも相談室

1000円カットで競争激化

激安カットの競争激化

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激安カットの競争激化

あまりヘアスタイルにこだわりがなくて、清潔感があればいいという人が通うのが1000円カットです。

1000円カットなど『髪を切る』という行為そのもののみをサービス化し、換金化する“ヘア・ショップ”が全盛です。

出典第12回 OHANA 代表 岩上巧さん/1人年平均18万円、年30回利用する美容室〜価値を共有できる人材の作り方〜|社長にインタビュー!わが社の人材育成|人と仕事研究所

理美容の業界には「10分1000円の法則」がある。10分あたりの料金設定の目安であり、このラインを下回ればそれだけ価格競争が激しいことになる

出典「10分1000円」をどう活かすか?理美容業界の未来を考える(それゆけ!カナモリさん) | GLOBIS.JP

髪の毛は誰でも伸びますし、消費が冷え込めば3500円カットではなく1000円カットを選ぶ可能性は高い。

出典北海道から本州へ本格進出、市場シェア獲得を狙う1000円カットのクイックカットBB – 開業チャンス 9月14日15日開業チャンスフェア13:00から 渋谷東急プラザ8F

安いところは数をこなさなければなりませんが、コレだけ美容室が増えると安いからといってお客様が溢れるほどは来てくれません。

出典美容院って多すぎじゃないですか?そんなに儲かるんですか?? – Yahoo!知恵袋

美容師は、転職が厳しい現実

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30歳以上の美容師は、実家の散髪屋を継ぐか、独立して店舗を構えるか、ずっと働いてきたところの店長になっているかのどちらかです。

出典美容師の現実とはどんなものでしょうか? – Yahoo!知恵袋

周りの中堅以降で離職した美容師は、洋服のショップ店員や、携帯会社の営業マン、実家の建設業、など美容とはかけ離れた仕事をしている方が多いように思われます。

出典美容師を辞める人は多い? | 美容師の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden

 出典:http://matome.naver.jp/odai/2137834394355018801
出典:http://blog.tbe.ac.jp/hs/未分類/533.html

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